【さいたま市の就労継続支援B型事業所】就労支援センターsizeの公式メディア誕生

就労継続支援B型は何歳まで使える?年齢制限・対象者を徹底解説

就労継続支援B型の対象年齢は?

就労継続支援B型は何歳から何歳まで使えるのかな?
年齢制限についてと、実際どんな年齢層の人が利用しているのかリアルな状況を知りたい!

こんな疑問を解決します。

本記事の内容
  • 就労継続支援B型の年齢制限
  • 就労継続支援B型の利用対象者
  • 年齢制限なしのメリット・デメリット

結論、就労継続支援B型サービスに年齢制限はありません
つまり、利用可能な条件を満たしていれば利用可能です。

本記事では、就労継続支援B型の年齢制限についてはもちろん、対象者の条件や利用者の年齢層についても解説します。

この記事を読めば、あなたが就労継続支援B型を利用できるかを理解し、利用者のリアルな年齢層を把握することで、より利用時のイメージを鮮明にすることができます。

目次

就労継続支援B型とは?

就労継続支援B型とは、企業での就労や通常の事業所に雇用されることが困難である方に、就労の機会や生産活動等の機会の提供、その他の就労に必要な知識及び能力の向上のために必要な訓練・支援を行う事業所及びサービスです。

A型サービスと異なり、雇用を結ばないことで比較的自由度が高い働き方ができるのも特徴です。

就労継続支援B型の概要は、下記ページから詳しくご確認いただけます。

就労継続支援B型に年齢制限はある?対象者を解説

就労継続支援B型の年齢制限・対象者
就労継続支援B型の年齢制限・対象者

就労継続支援B型は、A型と違いサービス利用に年齢制限はありません

また、利用期間も制限なしです。

就労継続支援B型を利用する条件

就労継続支援B型の対象者は、厚生労働省のHPで以下の通り明記されています。

(1) 就労経験がある者であって、年齢や体力の面で一般企業に雇用されることが困難となった者
(2) 50歳に達している者又は障害基礎年金1級受給者
(3) (1)及び(2)のいずれにも該当しない者であって、就労移行支援事業者等によるアセスメントにより、就労面に係る課題等の把握が行われている本事業の利用希望者
(4) 障害者支援施設に入所する者については、指定特定相談支援事業者によるサービス等利用計画案の作成の手続を経た上で、市町村により利用の組合せの必要性が認められた者

引用:厚生労働省「障害福祉サービスについて」

簡単に説明すると、下記の通りですね。

  • 就職経験はあるけど、現在は年齢・体力・その他理由によって一般企業への就労が難しい
  • 就労移行支援を利用したが、雇用につながらなかった
  • 障害基礎年金1級を受給している
  • サービス管理責任者等のアセスメントにより就労面の課題が把握されている

障害者手帳は必須でないのもポイントです。

就労継続支援B型は何歳くらいの人の利用者が多い?

年齢制限や利用期限がない就労継続支援B型は、実際にはどの年齢層が利用しているのか。

厚生労働省が令和元年にB型事業所の利用者約1,200人を対象に行った調査では、下記の結果になっています。

就労継続支援B型の年代別利用者(%)
参考:厚生労働省「就労継続 B 型事業所を対象とした横断調査の分析」

年齢制限がない分、幅広い年代で利用者がいるようです。

一番多いのが40歳代で、50%を超える割合の方が利用しています。

逆に20代や60代以上は、5%以下と全体で見ても少ない割合ですね。

年齢制限・利用期限なしで余計なプレッシャーも軽減

年齢制限・利用機嫌なしでプレッシャー低減
年齢制限・利用機嫌なしでプレッシャー低減

繰り返しになりますが、就労継続支援B型には、年齢制限や利用期限がありません

この2つの制限がないことで、利用者は期限に対しての余計なプレッシャーも少なくサービスを利用できます。

  • 自分ももう◯歳になるからあと数年で利用できなくなる
  • あと1ヶ月でスキルアップしないといけない

こんな悩みを感じずらいわけです。

期限があることで生じるプレッシャーを感じずに、目標に向けてマイペースに取り組むことができますね。

年齢層の幅広さは年齢制限がないことのデメリットになる?

年齢制限・利用期限がないことの気になる点
気になる所

前述のグラフの調査で分かる通り、幅広い年齢層の方が利用している就労継続支援B型。

利用者に30歳〜50歳の利用が多いことで、20代前半の利用者が会話が続かずにいずらさを感じる場合があるようです。

ただし、近年ではITやWEB業界に特化した事業所が増えてきていることもあり、スタッフの年齢層も幅広くなっています。

スタッフ・利用者の年齢層は事業所によって異なるので、もし同じくらいの年齢層が多い場所に通いたい場合は、事業所選びの際に問い合わせてみると良いでしょう。

就労継続支援サービスのメリットとデメリットは下記ページから詳細にご確認いただけます。

本記事のまとめ

本記事のまとめ
本記事のまとめ

就労継続支援B型は、年齢制限と利用期限がありません

令和元年の調査では、利用者の年齢層は30代から50代が多いようです。

そのため、下記のようなメリットとデメリットが考えられます。

メリットデメリット
期限や年齢でのプレッシャーを感じずらい若い20代前半の方が馴染みづらいと感じる

事業所によってスタッフや利用者の年齢層は異なるので、年齢層が気になる方は事前に確認をしてみましょう。

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この記事を書いた人

KOKENE管理者。
埼玉で就労継続支援B型事業所である就労支援センターsizeを運営。

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