上司や同僚と上手くいかないし、職場内で浮いている…。
はぁ、仕事したくないなあ…。
仕事上のタスクが多すぎる、上司と上手くいかない、職場内で浮いてしまう、やりがいが感じられない時など、働きたくなくなるときは誰でもあるものです。
また、職場環境をリセットしたくて転職を繰り返し、一つの仕事を長く続けられないと悩んでいる人もいらっしゃるかもしれません。
- 働いているがストレスを強く感じている人
- 働くことに抵抗がある人
- なぜ仕事にストレスを感じるのか
- なるべく気楽に仕事ができるようになる方法
- 負担の軽い仕事・働き方
厚生労働省の調査によると、「仕事上で強いストレスを感じている人」は、9年分の調査全てにおいて5割を上回っていました。
厚生労働省:労働安全衛生調査(実態調査)をもとに作成されたグラフ
この統計を見てみると、仕事に付随したストレスは避けて通れないのかもしれません。
ですが、少しでも負担を軽減することは可能なのではないでしょうか。
この記事で、一緒に「ストレスを減らした働き方」を考えてみませんか?
仕事ができない自分はダメだと思ってしまう心理
今仕事に就いている方も、無職の方も「仕事が辛い」「働きたくない」と思ったことはあるかもしれません。この記事を読みながら、その理由を一緒に考えていきましょう。
自尊心が傷つくと「自分に価値が無い」と思いがち
人間は「自尊心が傷ついている状態」にいるとき、ネガティブな思考に陥りがちです。
そのような状態で、例えば目上の存在である上司や親から
・何やってもダメだな
・本当に使えないな
などの心無い言葉を、言われたことがある方もいるかもしれません。 言われたことは必ずしも事実ではなく、そう言葉を放った人の主観です。
ですが心が疲弊している状態では、「他人の主観が自分の絶対評価にはならない」ということに気づきづらくなります。
「自分を大切に思う心(自尊心)」が傷つきます。
どうやら、自尊心が傷つき続けることで私たちは「自分は価値のない人間だ」と勘違いしてしまうことがあるようです。
自分に価値を感じられないまま、憂鬱な状態で仕事をしていると、とても辛いですよね。
このような状態に陥った際には、少しずつ自分を肯定できるようになるトレーニングを行うことをおすすめします。
自己肯定感を取り戻すためには、傷ついた自分の気持ちに気づくことが必要です。
自分の気持ちに気づくために、不安な気持ち、怒りの気持ち、嬉しい気持ちなど自分の感じている気持ちを可視化してみませんか?
方法は簡単で、毎日紙に気持ちを書くだけです。
これは「筆記開示法(ひっきかいじほう)」と呼ばれるもので、とても簡単にできる上に効果的だといわれています。
- 紙とペンを用意する
- 8分から20分の間、自分の気持ちや思ったことを書き連ねていく
- 毎日筆記を続ける
「ノートに気持ちを書くだけ?」と思われるかもしれませんが、この方法については世界様々なところで研究が行われており、多数の被験者に効果が認められています。
また、筆記時間が決まっていることにも理由があります。
人間の抱えている気持ちを書ききるために必要な時間は8分から20分とされています。
筆記開示法は、実際に人に相談しないため相談相手の言葉や対応に傷つくこともありません。
自分の気持ちに気づくためには、気持ちを言語化していくことが効果的なようですね。
「自分は誰の役にも立っていない」という孤立感
例えば仕事でミスをしてしまった時や、社内の輪の中からポツンと離れている時、無職で毎日何もしたくないときなど、「自分は誰にも認められない」「誰の役にも立っていない」と思うことがあるかもしれません。
ですが、あなたが会社や社会に対して貢献できることは、「大きな仕事の達成」だけではありません。
例えば朝出社した際に植木に水をあげる、普段の生活であれば誰かの悩みを聞く、道で困っている人に声をかけるなど、ほんの小さなこと、と思ってもそれは確かに人の役に立っています。
また、誰かに「ありがとう」と言われる体験を繰り返すことで前の項目で挙げた「自尊心」を育むことにもつながっていきますよ。
少しずつ、できるところから始めてみましょう。
「大きな仕事でなくても良い、小さなことでも誰かの役に立つことはできる」と思うと、心持ちが気楽になっていくのではないでしょうか。
「人間関係」にストレスを感じている
職場には、主義や思考方法、年代や性別など様々な要素の異なる人間が集まっています。
その中で、全くストレスを感じない人は少ないかもしれません。人間関係がうまくいかなくなり、転職を繰り返す方も多いように感じます。
実際に、日本労働調査組合が2021年に対象に行った「職場の人間関係に関するアンケート」では、約3割の方が職場の人間関係にストレスを感じているという結果が出ています。
【日労公式】職場の人間関係を良好と感じているのは全体で約3割。職場の人間関係に関するアンケート調査
また、職場の人間関係が良好だと思っている方も3割という結果でした。
ストレスを感じている方の割合がストレスを感じていない方の割合とほぼ同じことを鑑みると職場の人間関係におけるストレスは、私達に無縁とは思えませんよね。
人と極力関わらないで済む仕事も記事の後半でご紹介していきます。
人と関わる仕事にストレスを感じるからこそ「働きたくない」、「働きたくないならもうだめだ」と思ってしまうのかもしれません。
働きたくない時に覚える罪悪感の正体:自分は頑張っていないと思うこと
自分を肯定することが難しいと、「みんなはちゃんとしているのに、自分は……」とついつい周りと比べてしまうこともあるのではないでしょうか。
もしかすると、あなたの「仕事が出来ないことが辛い」は「”あの人(たち)より”仕事ができないことが辛い」かもしれません。
相手の良いところを大きく見つめるけれど、自分の良いところは小さく見つめてしまう、そんな癖はありませんか?
もしそうであれば、比べる対象を「誰か」ではなく「昨日の自分」にすることで毎日変わる少しずつの自分の良い変化に気づくことができるようになります。
働きたくないと思ったら、「今、誰かと比べてるかも?」と意識してみませんか?
働きたくないと思うのは悪いことではない
働きたくないと思うのは、実は自然な気持ちです。仕事をしないでも生きていけると言われたら、あなたはどうしますか?
実際に2022年にロバ耳編集部が集計した577名分のアンケートでは、「働かなくても生きていけるのなら働きたくないですか」という設問に6割以上の方が「そう思う・ややそう思う」と答えています。
【働く意味】もし働かなくても生きていけるとしても「働きたい」は3人に1人 生きがい、働かないとボケる、若さを保てるの声も
多くの人が「働かなくて済むのならそれに越したことはない」と思う中で、そんな訳にもいかないので生活のために仕事をしています。内閣府が実施した「仕事をする目的」アンケートでも1位の理由は「収入を得るため」でした。
特集 就労等に関する若者の意識
仕事をしたくないと思っている人が世の中には自分だけではないのだ、と思うと少しは気が楽になりますよね。
働きたくないと思うことは、悪いことではありません。まずは、なぜ働きたくないと思うのか、ということに着目してみませんか?
仕事よりプライベートを優先したいという人も増えている
内閣府が平成29年に行ったワークライフバランスについての調査では、「仕事よりも家庭・プライベート(私生活)を優先する」と答えた人が63.7%にも及びました。
特集 就労等に関する若者の意識
調査結果を見ると、仕事はそこそこに自分のプライベートを充実させたいと思っている人が多いようです。
仕事の悩みで思い詰めているのであれば、仕事はあくまでも自分の人生を充実させる為の糧である、とおぼえていおくのも大切かもしれません。
働くのが辛いケース「快適に働くための条件が揃っていない」
仕事や職業生活に関することで強い不安や悩み、ストレスを感じている方へ厚生労働省が行った調査があります。
この調査結果での仕事で生じる悩みの理由TOP3は下記のとおりです。
- 仕事の量や質
- 仕事の失敗、責任の発生など
- 対人関係(セクハラ・パワハラを含む)
1~3位までのどの理由にしても、快適に働くことを妨げることは言うまでもありません。
では、どのような条件を揃えると「快適に働く」ことが実現するのでしょうか?
快適に働くための条件とは?
結論から言うと、快適に働くための条件は一人ひとり異なるため、自己理解を深めることで自分にあった条件が探しやすくなります。
今回当メディアは、アンケート集計サイト「ミルトーク」で30名の方に「快適に働くための条件」を伺いました(複数回答可)。
自由筆記の回答を募集したのにも関わらず、人間関係を重視したいという方がとても多い結果が出ていることに驚きました。
勤務地
コミュニケーションの取りやすさ
評価体制の適切さ
職場の人間関係が明るい
給与・待遇(福利厚生含む)の良さ
休暇の取りやすさ
あなたが重視したい条件はこの中にあったでしょうか?
自分にあった環境を選ぶことで、仕事でのストレスを軽減することが出来ます。
次項では、どう自分の職業適性を知るのか?についてテストの紹介や、自分の仕事観を知るためのエクササイズを紹介していきます。
自分の職業適性を知る(職業適性テスト)
職業適性テストは学生の頃に受けた事があるという方もいらっしゃるのではないでしょうか?
Gテストは厚生労働省のホームページで公開されており、計算や文章をつなぐ問題に回答していくことで、自分がどのような分野の能力に長けているか、ということを知ることが出来ます。
自分の仕事観を知る
自分の仕事観を知っておくことは、自分にあった職場を選ぶ際のポイントにもなります。また、現在就業中の方も、自分の仕事に求めるものを知ることで、今の仕事には何が足りないのか気づくことができるかもしれません。
厚生労働省が提供している価値観検査では、自分がどのようなことにやりがいを感じるのかを読み取ることが出来ます。
実際にテストに答えるとこのような検査結果が表示されます。
自己理解のためのサプリメントとして覚えておくと良いかもしれません。
働くのが辛いケース「心身が疲れ果てている」
働くのが辛い理由として極度に心身が疲れている場合もあります。
家庭の事情であったり、仕事上のストレスであったりとその理由は様々ですが、人間は十分な休息が取れないと判断力や思考力が低下することがあります。
その中で、抑うつ状態に陥って死にたくなるほど思い詰めてしまう方もいらっしゃるかもしれません。
そのような時には、休職制度を利用するなど適切な休息をとることを強くおすすめします。
深刻な悩みを抱えている状態が長く続くようであれば、お近くのメンタルクリニックの受診も検討してみてください。
筆者はうつ病から不眠や過食などの症状が続きましたが、服薬やカウンセリング、心理療法を行うことで病状がとても安定しました。
もし、仕事の悩みが大きいようであれば会社に所属する産業カウンセラーに相談するのも一つの手でしょう。
今の仕事を続けながらストレスを減らす方法
今の仕事をすぐに辞めることが出来ない方も、ストレスを軽減させる取り組みをすることは可能です。
あなたは業務をこなすことに割くはずのリソースを、職場の人間関係やその他のストレスに使ってはいないでしょうか?
これから挙げる方法であなたのストレスが減ることを願います。
仕事で頑張るのを辞めてみる
仕事への責任感が強い方ほど、その重圧は重くのしかかります。仕事や雑務など、「自分がやらなければならない」と思うことで、自分で自分にプレッシャーをかけている状態を作り出してしまいます。
前述のワークライフバランスの話にも出たように、仕事はそこそこにプライベートを充実させることを望む方も増えています。
仕事は仕事と割り切ってみるのも、気楽に仕事をする一つの方法ではないでしょうか。
自分のキャパシティを常にノートなどに可視化していくのも、普段の自分を見つめ直すためにおすすめですよ。
仕事を頑張ってきた人ほど、いざ仕事を頑張らないようにしようと思っても難しいものです。
そのような時には、なにか没頭できるものを仕事以外にも持っておくのも良いかもしれませんね。
- 喫茶店巡り
- テレビや映画を見る
- 散歩、スポーツ、筋トレ、ストレッチをする
- 美術館などで芸術作品に触れる
- 自然の中でキャンプをする
- 日曜大工や家庭菜園を始める
- 手芸・工芸など手先を動かすクラフトをする
- アニメを見る、友人とゲームをする
- 写真を撮る
- 資格勉強をする
- ボードゲームカフェに行く
- 楽器を演奏する、音楽鑑賞をする 等…
楽しいと思えるものを探す過程の中で、「このために仕事をしている」と思えるものに出会えるということもあるかもしれません。
興味のあるものに触れるだけでも、心のリフレッシュになりますね。
出世競争から抜けてみる
将来重役に就きたいという気持ちがなければ、いっそのことマイペースに仕事をしてみるのも手かもしれません。
会社としては、バリバリ働ける年収800万円の人材と、マイペースだけれど着実にできることをこなす年収400万円の人材の評価は同じです。
また、バリバリ働ける人材はより良い会社に転職をしていくこともあるため、エース社員の給与の半額で安定して努めてくれるマイペース社員は会社にとってはありがたい社員なわけです。
のんびりと働いてそこそこに稼ぎ、人生を楽しむのも一つの方法かもしれませんね。
職場で今よりも負担の軽いポジションに異動させてもらう
現在のポジションが重圧のかかるものであったら、別部署への異動願いを出し、負担の軽いポジションへの転向を考えてみるのも良いかもしれません。
また、現在の仕事を続ける前提にはなりますが、休職制度を利用することで心身のリフレッシュや仕事への取り組み方を見つめ直す時間をとることも可能ですよ。
在宅勤務に切り替えてみる
昨今の感染症拡大に際して、リモートワーク環境を整えている企業も増えてきました。もしあなたの仕事上でのストレスが対人関係によるものであるなら、在宅勤務に切り替えることで普段よりも気持ちが楽になるのではないでしょうか。
今の仕事の何が辛いのか突き詰めて考えてみる
「仕事観を知る」項目でも触れた点にはなりますが、今の仕事が辛いと感じるのはどこかしらでご自身が無理をしている可能性があります。
仕事が辛いと感じるのは職場環境によるものなのか、自分の心身の体調によるものなのかしっかりと見定めることは大切です。
改善点が分かったなら、対策を考えることが出来ます。
自分は何を好み、何を好まないのかという価値観を把握しておくことで、職場での立ち回りも変わってくることでしょう。
今の仕事を辞めて気楽に生きる方法
今の職場で程々に働くことが難しい場合は、仕事を辞める決断をすることも一つの方法かもしれません。
社会保障制度に頼って生活する
日本には働けない状態の方に向けて社会保障制度(セーフティーネット)が整っています。
もし在職中に病気になってしまった際には、傷病手当金の申請や、離職した際に雇用保険に加入していれば失業認定を受けることで失業給付を受給できるようになります。雇用保険手続きについては、ハローワークインターネットサービスにて確認可能です。
また、働くことが難しく生活が困窮している状態であれば、生活保護を受給することもできますが、預貯金や資産に制限がかかるため申請前にはお住まいの地域の福祉事務所、生活保護担当窓口に事前に相談をしておくことが大切です。
生活保護については、厚生労働省の生活保護制度のページが分かりやすく正確です。
お金のかからない生活をする
現在の暮らしを維持したいというのであれば話は変わりますが、所持するものを少なくしていくミニマリストという暮らし方もあります。ミニマリストとは、最小限のもので生活をする人のことです。
家に置くものを少なくするので、部屋が広い必要はありません。小さな部屋でも収まりきる程度のもので生活をするため、家賃出費を抑えることもできます。
ものが少ない生活は、コストも低く済みます。ものが多いと収納グッズなども必要になってきますが、ミニマムな暮らしではそのような出費も大幅に減るでしょう。
ものを持つと維持費がかかりますが、ものを減らすことで維持コストをなくし必要最低限の仕事をフリーランスなどで行うという方法もあるということを覚えておくのも良いかもしれません。
フリーランスの個人事業主としてマイペースに仕事をする
就業中の方も現在無職の方にもおすすめできるのが「フリーランス」という働き方です。筆者も5年間ほどクラウドソーシングサービスを利用し、フリーランスとしてライティングを行っていました。ちなみにクラウドソーシングとは、発注者と受注者がオンラインで仕事をすることができる仕組みのことを指します。
案件を受注するためのサービスとして、代表的なものをご紹介します。
Lancers(ランサーズ)
案件数が多く、データ入力などの簡単作業からシステム開発、翻訳、事務作業、Web政策、画像加工・ライティングなど技術的な作業を受注できます。誰でも簡単に登録可能であり、初心者でも取り組みやすい環境が整っています。
依頼形式は招待されたワーカーが参加できるプロジェクト形式、所定の数をクリアするまで作業可能なタスク形式、クライアントの希望に合った作品を提出し選ばれると契約ができるコンペ形式があります。また、サービス利用時には契約金額の15%をサービス利用手数料として差し引かれます。
CrowdWorks(クラウドワークス)
登録ユーザー数が日本最大級のクラウドソーシングサイトです。ランサーズと同じような仕事の受注が可能です。よく発注されている仕事の種類は、動画編集や制作、企業のロゴ作成、イラストや漫画の作成、Webサイト制作、商品登録や撮影、ソフトウェアやアプリ開発、記事制作などがあります。簡単作業としては、アンケートやモニター、データ入力などが挙げられます。ランサーズと同じく、プロジェクト形式、コンペ形式、タスク形式を採用しています。サービス利用にかかるシステム手数料は契約金額に応じて変動しますが、事前に確認可能です。
JOB HUB(ジョブハブ)
転職支援や人材派遣業を行っているパソナグループが運営しているクラウドソーシングサービスです。クラウドワークスやランサーズと異なり、ワーカーはシステム利用手数料がかからない仕様となっています。システム開発やプログラミング、デザインやライティング、翻訳、簡単作業としてはデータ入力やデータの加工などが受注可能ですが案件数が上記2サイトよりも少ないため、サブサイトとして登録しておくのも良いかもしれません。依頼形式はプロジェクト形式、コンペ形式が採用されています。また、クラウドソーシングだけでなく、JOB HUBが委託された案件を必要スキルを持ったワーカーに紹介するアウトソーシングも行っています。クライアントとの間にJOB HUBスタッフが介入し、進捗管理を行ってくれる点も初心者にはありがたいですね。
Shufti(シュフティ)
主婦・主夫の在宅ワーカーをメインターゲットとしているクラウドソーシングサイトです。未経験でも始めやすい記事作成やアンケートの仕事をはじめとして、翻訳やロゴ・バナーの作成
映像・動画編集、写真撮影、Webデザイン、システム開発、アプリ開発、地域限定のリサーチ業務など幅広い案件が公開されています。記事作成やアンケート回答であれば、スマホだけでも取引が完結するため取り組みやすいサイトでもあります。1日10分から働くことが出来るので、スキマ時間の有効活用にもなりますね。システム利用手数料は、報酬額の10%です。在宅勤務業務以外にも、覆面調査や現地に赴いて情報収集を行う案件があり、これはほかのクラウドソーシングサービスにはない点です。
Coconala(ココナラ)
今までのクラウドソーシングサービスは発注者がいて、初めて仕事が生まれるものでしたが、ココナラは自分自身のスキルを商品として登録し、販売することが可能なサービスです。500円から自由に価格設定を行うことができ、出品可能なサービスは多岐にわたります。デザイン制作やWebサイト制作、音楽の作成、映像・動画の編集、ライティング、Webマーケティング、占い、カウンセリング、翻訳など自分が持っているスキルを活かすことのできるサイトです。サービス利用手数料は販売総額に応じて22%発生します。ビデオチャットや電話を利用したサービスの出品も可能となっている点もユニークですね。
筆者は上記に挙げたクラウドソーシングサービスにすべて登録をしており、体感として案件数が多くすぐに仕事が始めやすいのは、クラウドワークス、ランサーズだと思っています。
簡単な作業を行いたいという方には、案件数はやや少ないもののシュフティがおすすめです。
筆者自身はライティング業務を本職としていたので、ココナラで記事作成を行う出品をし、リピート購入いていただくことも性に合っていました。クライアントとのやり取りを極力行いたくない方は、タスク形式で案件をこなす、運営会社が案件管理を行ってくれるサービスの利用がおすすめです。
今よりも楽な職種に転職する
例えば今の職場が自分の職業適性にマッチしていないのであれば、負担の少ない職種に転職することも選択肢の一つです。
適正別:比較的負担の少ない仕事とは?
仕事でストレスを感じること別に、負担の少ない仕事を簡単にまとめてみました。
こんな人 | 向いている仕事 |
他者との密な関わりが嫌な人におすすめ | 製造業、土木作業員、フォークリフト運転作業員、 ネット通販の運営、WEBマーケター、清掃員、 計器組立、農業従事者、配達員、警備員 |
通勤や勤務地に縛られたくない人におすすめ | 在宅でできる仕事 プログラマー、デザイナー、データ入力、ライター、ブログを収益化する、フリーランス |
立ち仕事が多いのが嫌な人におすすめ | 事務、会計事務、医療事務、受付、 コールセンターオペレーター |
マイペースに仕事がしたい人におすすめ | 自営業、フリーランス |
あれこれ考えたくない人におすすめ | 軽作業、工場のライン作業、仕分け、清掃、倉庫管理 |
厚生労働省が解説しているJob-tagでは、仕事の性質で職業を検索することが出来ます。
上記の表で挙げているのは一例ですので、良ければ併せて上記のサイトもご覧ください。
まとめ:ほどほどに働くことは悪いことではない
今回は「なぜ仕事にストレスを感じるのか」 という心理面での分析と「なるべく気楽に仕事ができるようになる方法」をお伝えしてきました。
記事中で様々な調査結果を見てきましたが、働きたくないと思うのは、どうやら多くの人が抱えている気持ちのようです。
ほどほどに働くことは悪いことではありません。自分の特性にあった職場選びや、普段の立ち振舞いなど改めて意識してみるのも良いかもしれません。
ぜひ、自分に合った気楽な生き方を探してみてくださいね。