経済的に不安だけど体調が安定しない…
引きこもり期間が長引いて社会復帰が怖い…
そんな時、何から手を付けたらよいか分からないときがありますよね。
この記事では、引きこもりを脱出したい、早く働きたいと思う方におすすめの仕事探しのコツ、不安の解消方法、各就職支援機関で利用できるサービスを徹底解説していきます。
引きこもりの状態から急に働くことに不安を感じている、今のままでは仕事ができないと悩んでいる方もいらっしゃるかと思います。そんな方には現段階で仕事に対する準備がどれほど終わっているかチェックする指標もご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
- 引きこもりからの仕事探しのコツ
- 不安の解消法
- 相談に利用できるサービス
- 就職にあたって利用できるサービス
- 現在の自分の状態
この記事の監修者
Takashi
メンタルヘルスにも詳しい障がい福祉サービス管理責任者。
現在は就労継続支援B型事業所sizeの施設長として障害を抱えた利用者支援に従事。
岡田
精神保健福祉士、公認心理師。就労継続支援B型事業所sizeスタッフとして働く。
筆者
認知行動療法に取り組みうつ病を完解させた、元引きこもりのsize専属ライティングスタッフ。
引きこもりの状態から福祉と繋がるまで~sizeの場合~
引きこもりの状態が長引くと、社会から切り離されているような宙ぶらりんの不安感、低い自己肯定感などで精神状況がすぐれない場合があります。そんな中で、一人で仕事を探そうと奮起するのは無謀ともいえるでしょう。
sizeではクリエイティブな才能を生かした業務を用意しています。皆さん最初は未経験から始めて、半年~1年が経過したころには案件なども任されています。
今回は、当事業所(就労継続支援B型事業所size)のメンバーさんに独自アンケートを採りました。
アンケート:無職の時に感じていた不安を教えてください
アンケート結果では、無職だった時代のある9割以上の方に引きこもり経験があり、無職の時に感じていた不安についても伺いましたが、社会とのつながりや金銭的な不安、焦りなどが多い結果となりました。
sizeでは体調面、メンタル面へのサポートだけでなく、実務として案件を任されることも多くあります。
理解のある環境下で能力を伸ばすことも大切ですね。
アンケート:sizeで働きだして得たものを教えてください
上記のように不安な引きこもり時代を過ごした方々に就労継続支援B型事業所「size」で得たものを尋ねると次のような回答をいただきました。
皆さん自信や技術、安心感など、一人で悩んでいたころには手に入れられなかったものを得られたようです。
特にAdobeソフトをはじめとしたクリエイティブソフトの技術が身に付いたという声が一番多い結果となりました。
また、「安心して作業できる場ができたという安心感や、社会と繋がっているという感覚を得た」、これは安心感と答えた方の回答からの抜粋です。
就職を目指すにあたって、安心して業務に取り組める状態をキープするということも重要そうですね。
誰かのサポートを得ながら就活を進められるケースも多くあるでしょう。
ではこのような就労支援サービスなどの適切な支援と、どのようにして自分を繋げたらよいのでしょうか?
アンケート:引きこもりから福祉サービスと繋がったきっかけは?
引きこもりから福祉サービスに繋がったきっかけをsize利用者にアンケートを採ったところ、下記のような結果となりました。通院をしていない方も、ハローワークやインターネットを通して見つけることが出来たようです。
- カウンセラーが教えてくれた
- たまたま通りがかったから
- 保健所の保健師さんから勧められて
- 訪問看護さんに勧められて
- ハローワーク
- インターネット
- 通っていた病院のカウンセラーさんにまず、日中、家以外の居場所に出来るところはないか相談して、生活支援センター(デイケア)を紹介してもらった
- デイケアの就労相談プログラムで「無理しないで働ける場所はないですか?」と専門のスタッフさんに相談したところ、就労継続支援事業所という所があるという事を知り、保健師さんを紹介してもらって通う様になった
- 精神的疾患が原因で会社を辞めることになり、職探しのためのスキルアップの手段として
- 病院や市の福祉課で
医療機関や特殊な施設だけが福祉サービスを行っているわけではなく、実はお近くの保健所などでも福祉と繋がるチャンスはあります。
一人で頑張ることに限界を感じた時は、保健所や精神保健福祉センター、社会福祉協議会、お住まいの自治体の障害福祉課(自治体によって名前が違います)、引きこもり地域支援センター、引きこもり支援ステーションなどに目を留めてみてください。
引きこもりからの就労支援サービスの検討
引きこもり、ニート状態など社会生活において困難を抱えている方が利用できるサービスは多数あります。ひとつずつ、特徴などを踏まえながら解説していきます。
就労移行支援事業所
障害福祉サービスの就労移行支援事業所は原則18歳から64歳までの障害、難病を持つ方向けのサービスですが、主治医の診断書や定期的な通院があれば利用できる場合があります。
就職のための講座や自己分析、面接練習、面接同行、就職後の定着支援なども幅広く行っています。週1回などから通えるため無理のないペースでの就職活動が可能です。
就労継続支援B型事業所
障害福祉サービスの就労継続支援事業所B型では年齢制限はありません。
障害を持った方が対象ですが、お住いの自治体に障害福祉サービスの受給者証を申請することで障害者手帳を持たない方も利用することが可能です。
事業所により作業内容が異なり、軽作業などをメインとするところもあればプログラミングや動画編集、ライティングなどを得意とする事業所もあります。
また、就労移行支援事業所と異なり、最低賃金というわけではありませんが作業に対して工賃が支払われます。
当事業所就労支援センターsizeでは、10代から60代以上の幅広いメンバーが利用しており、動画編集や画像編集、WEBデザイン、楽曲作成などのクリエイティブなスキルを未経験から学ぶことができます。
一般的な就労継続支援B型事業所の工賃が月額16,000円程度であるのに対して、sizeでは月額40,000円以上を目指すことも可能です。
近年では交通費が支給される事業所も増えているので、トライしたい事業所が少し遠い場合などにもあきらめなくてもよい場合があります。
また雇用契約を結ぶわけではないので週1日から、などの体調に合わせた通所プランが組めるのも特徴です。自分のペースで少しずつ働いて社会復帰したいという方は、お近くの障害者生活支援センターや自治体の障害福祉課に問い合わせてみるのもよいかもしれません。
ハローワーク
ハローワークはご存じの通り、求職意志のある方であればだれもが利用できる国のサービス機関です。
若者向けのジョブカフェと35歳以上向けのジョブサロンも含みます。
地元の求人情報を多く取り扱っており、復職や就職を考える方向けのセミナーなども多く開催されています。地域によってはオンライン開催の講習もあるため、ハローワークのHPをチェックしてみてもよいでしょう。
また、ハローワークでは、希望の職業に就くために必要なスキルを学ぶことのできる「ハロートレーニング(通称職業訓練)を提供しています。
求人の中には未経験歓迎と募集がかかっている場合もありますが、仕事をしていない期間が長く、自信も欠けている場合にはこのような公的制度を利用しスキルを磨くことで自信をつけることもできます。
基本的にハローワークで閲覧できる求人は、自宅のPCでも閲覧可能です。しかし、担当者にヒアリングをしてもらい、相談を受けてもらえるというのもハローワークの一つのメリットです。興味のある求人が見つかった場合には、ハローワークに問い合わせをするのも良いかもしれません。
また、ハローワークには障害者窓口がありますが、こちらは障害者手帳を持っていなくても利用が可能です。障害者向け求人を閲覧できるほか、就職時の配慮事項などを先方に伝えてくれるなどのサポートを受けることもできます。
ジョブカフェ(若者のためのワンストップサービスセンター)
ジョブカフェは各都道府県が設置する就職支援機関です。
各地域の特色を活かして就職セミナーや職場体験、カウンセリングや職業相談、職業紹介などさまざまなサービスを行っています。また、保護者向けのセミナーも実施しています。
年齢制限などはお住いの自治体によって前後するため記載は控えさせていただきます。
ジョブステーション
ジョブステーションは年齢性別問わず、幅広い方が利用できるサービスです。厚生労働省の委託を受けて就業支援を行っています。
世代やレベルに合わせたサポートが受けられるのが特徴で、アドバイスを始めセミナーの紹介、カウンセリング、相談員による職業紹介などが主なサービス内容です。
わかものハローワーク
わかものハローワークは厚生労働省が運営する就職支援施設です。おおむね35歳未満の正社員を目指す若者が対象となっています。特徴としては相談をはじめとしたマンツーマン個別支援、正社員就職に向けたプランの作成、セミナーやグループワークに参加することもできます。また、一番のメリットとしては就職後の定着支援があることです。
支援機関と連携することによって包括的なサポートを受けられることは就職を目指すにあたって大きくプラスに働きますね。
引きこもりからの社会復帰ステップガイド
現在引きこもっている方の中で、とにかくすぐに働きたいと思っている方は多いでしょう。
また、働くことや家を出ることに何らかのストレスを感じる方も多いかもしれません。
そんな場合には、まず自分が就労段階にあるのかチェックしてみることをおすすめします。
安心して就職をするためのチェックリスト
無職の期間が長いと早く働かなければと焦る気持ちが強くなると思いますが、急いて自分の特性や状況、得意不得意と異なる業務を行ったとしても安心して長く働くことはできないでしょう。
ではどのように安心して長く働くことができるのでしょうか?
今回はどの程度就労のための準備が整っているのか確認するチェックリストをご紹介します。
- 就寝、起床時間がある程度、整っている
- 規則正しく食事をとれる
- 約束の時間を守り行動することができる
- その場に応じた身だしなみができる
- 健康状態は良好
- 週5日間休まずに活動ができる
- 感情のコントロールができており、 イライラしたり落ち込んだりしても安定した気持ちに戻していける
- 自分で目標を考え、 設定することができる
- その場に応じたあいさつや言葉遣いができている
- 自分の意思や気持ちをまわりの人に伝えることができる
- 大勢の人と一緒に協力して作業に取組むことができる
- その場の雰囲気に合わせて自分の感情や行動をコントロールできる
- 人の話を聞くときは聞くことに専念し、 内容や気持ちを理解することができる
- 自分の得意不得意を理解し、受け入れることができる
- 働きたい気持ちがある
- 働き続ける自信がある
- 休憩をはさみながら1日、何かに集中することができる
- 希望する仕事に就くための情報資料を集める意思がある
- 興味関心のある仕事、業務がある
- 希望する仕事・業務につくための知識や技能を持っている
参照:厚生労働省「セルフチェックシートと評価シートを活用するための手引き」
このリストはあくまでもどの程度自分が自立できているかを図るための物なので、チェックが付かない項目があっても落ち込む必要はありません。
誰しも得手不得手があり、そんな中でも上司や同僚、職場全体でお互いに足りない物を補い合うことができるはずです。
このチェックリストは自分だけで行うのではなく、身近な人にも答えてもらうことで多角的に自分の認識とのギャップを埋めることもできます。ご家族などに協力をお願いするのもよいかもしれませんね。自分でチェックを付けたポイントと身近な方がチェックを付けたポイントが同じであれば、より正確なデータと言えるでしょう。
チェックの付いた項目は、あなたが働くために役に立つ土台です。この土台がしっかりしていくほど、安定して就職に臨むことができますよ。
焦らず、というのは難しいかもしれませんが焦ったとしてもできないことや苦手なことが急にできるようにはなりません。だからこそもどかしいのですが、そんな時は今の自分の状態や環境を分析し理解することで次にとるべき行動を模索してみましょう。
悩みや不安を克服するための対策
前項で解説したように、働くための下準備は多くするに越したことはありません。
引きこもりからの脱出に役立つ仕事を選ぶためには、まずは自分の悩みや不安を克服するための対策を考えることが重要です。
例えば、引きこもりの状態が長く続いていると社会とのつながりが希薄になりがちです。
そのため、人と関わることに不安を感じることもあるかもしれません。
もし家から出ることが怖い、働くのが怖い、家から出られないなどの状況下にあるのであれば、まずは下記のような対策を行ってみるのも良いかもしれません。
1日のうち決めたことを1つだけはクリアしてみる
始めの目標のハードルは低く設定し、スモールステップでクリアしていくことを続けると、少しずつ自分への肯定感が高まります。自信を回復させたいときにおすすめの方法です。
昼までに起きる、食事を決めた時間に摂る、など何でも構いません。
趣味や特技を探し、没頭する時間を作ってみる
何かに集中する癖をつけておくと、仕事にも応用できます。
趣味や特技なんてない、という方にはこちらの記事もおすすめです。
タイムスケジュールを組んでみる
ざっくりとしたタイムスケジュールを組むことで、普段自分がどのように時間を使っているのか把握することができます。昼までに起床する、昼ご飯、夜ご飯を食べる、これだけのタイムスケジュールでも達成し、継続することで体調や気持ちの変化には大きく影響します。
現在の体調について学習してみる
自分がなぜ引きこもることになったのか、客観的に分析することも時には必要です。
自分を責めるのではなく、自分の出来事に対する受け取り方がどのように変わった結果外に出られなくなってしまったのかということを考えてみましょう。
「認知行動療法」は心理療法の一種で、私たちの思考、感情、行動はすべて相互に関連しており、思考を変えることで、感情や行動を変えることができるという考えに基づいています。
昨今ではさまざまな精神疾患や心の症状の治療に活用されています。この療法は、不適応な行動や自分を苦しくするような考え方のくせを、その人が楽に過ごせるように変容することを目指した心理療法であり、自分一人で取り組むことのできるワークブックも販売されているので、少し体調がいい日などに取り組んでみるのもおすすめです。
外に出る練習をしてみる
人気の少ない朝方であれば顔見知りに会うリスクも少なく、安心して外に出るトレーニングを行うことができます。それでも怖い場合には玄関のドアを一瞬開ける、開けられる秒数が長くなったらもう1歩前まで歩きだしてみる、など自分で目標を変更して対応してみましょう。
深呼吸と肩の力を抜いてリラックスしてみる
不安であったり緊張しているときにはついつい呼吸が浅くなりがちです。そんな時には深く息を吸い、肩の力を抜いてみましょう。
気軽にリラックスできる筋弛緩法というストレスケア方法もあります。
①両肩を上げ、首をすぼめるように肩に力を入れる
②10秒間力を入れ続ける
③ストンと肩を落として脱力する
SiriやAlexa等のAIと会話し、身内や身近な人に近況報告できるように練習してみる
会話の練習にAIを使うのも有効な手段です。
近年ではスマホ一つで、人と話すことのできる練習アプリも多く存在します。
筆者は「SELF」というスマートフォンアプリで認知行動療法やマインドフルネスに取り組みながら、AIと会話の練習を行っていました。生活習慣やメンタルのセルフケアにはおすすめのアプリです。
思いを吐き出せない代わりに紙に書く、PCに打ち込んでみる
話をする相手がいない場合や話しかけるのが得意でない場合には紙やPCに向かって気持ちを書き込むのも有効です。心理療法では筆記開示と呼ばれる手法です。
筆記開示法(エクスプレッシブ・ライティング)は、アメリカの社会心理学者であるジェームズ・ペネベーガー氏によって提唱された方法で、次のような手順で行います。
- 3~5日間連続で1日20~30分程度、自分のストレス経験に対する感情や思ったことを書き出す
・句読点、スペル、文法に注意を払う必要はない(正しい文章でなくともよい)
・書くことがなくなったら、すでに書いたことを繰り返す
・自分のために書く(他者に開示する必要はない)
・書けないと感じたら書かない(自分を追い詰めない)
筆記開示には次のような効果が期待できます。
自分の考えや感情を言語化し可視化できるため、自分の状態を理解するのに役立ちます。
毎日続けると、少しずつストレスから解放される効果が期待できるという論文データもありました。
自分の頑張りを一部でもいいので認めてみる
頑張るハードルはどれだけ低くても構いません。自分で決めたことが出来た、いつもよりも少し行動が上向いた、そんなときは自分の努力を認めてみましょう。
例えば、いつもは自分を責める思考ばかりするようであれば「でも今日は○○は頑張れたよね。そこは努力したところだ」と頑張りの一部分でもいいので、認めることが大切です。
自分にご褒美をあげたり、褒めたりするというのは前提として健全に育まれた自己肯定感が必要です。
筆者は引きこもりの最中、「自分をほめてあげましょう」というWEB記事を読んで、「褒めるところなんてないしそんなことできない」と思っていました。
だからこそ筆者は、努力に対してほんの一部でもいいから認めるというステップから入ることをお勧めしています。
上記の不安解消法はあくまでも例にすぎませんが、一つでも自分に合った不安の解消方法を身に付けておくと安心です。
また、自分に何ができるのか、どんな仕事に向いているのか分からないという方も多いですよね。そんな方には、自分の得意だったことや興味のあることを思い出すところから始めてみませんか?
悩みや不安を克服するための対策を考えながら、自分に合った職業適性を探ることも引きこもりからの脱出への大事なステップです。
引きこもりから始める働きやすい環境づくり
引きこもりからの社会復帰は、多くの人にとって困難でしょう。
ですが、適切なサポートを得ながら、自分の職業適性を探ることで働きやすい環境を見つけることはできます。
ここでは引きこもりからの脱出に役立つ、働きやすい環境づくりのコツご紹介します。
自分が仕事に求めるものを確認してみよう
これは価値観を図るための目安ですが、自分が仕事に何を求めるのかを知っておくと後述の職業適性診断の結果と照らし合わせる際にとても便利です。
診断はこちらのURLから可能です。▷ https://shigoto.mhlw.go.jp/User/ExplainMyself/Step2
自分が何にやりがいを感じ、何を大切にしているのか把握することで、仕事を絞り込んでいくことが出来ます。
自分の職業適性を探ってみよう
ひとえに職業適性といっても、どのようなものかイメージしづらいと思います。
一般的に職業適性とは以下の二つを有しているかで図るものです。
- 課題や目標に対して正確に対応できる能力や知能
- 職業に向いた性格
これらのどちらかが欠けても、安定して長く働くことは難しいでしょう。
職業適性テスト(Gテスト)では、向いている職業グループや適性の高い職業について理解を深めることが出来ます。
信頼度も高く、登録も不要でテストを受けることが出来るため試しておいて損はありません。
市場の需要について調べてみる
引きこもりから仕事を探す際には、「自分の適性」以外にも重要な要素があります。
それは市場の需要です。人手が足りない分野は求人数も多いため、それらをリサーチすることも大切です。
2024年7月に行われた帝国データバンクの調査によると、IT業界、建設業界、メンテナンス・警備業界など多くの業界が人手不足のようです。
自分の職業適性や職業についての価値観と照らし合わせたうえで社会的なニーズが高い分野への適性が高そうな場合には、チャレンジするのも良いかもしれません。
資格取得と補助金制度を利用した転職
転職を考えている方にとって、資格取得と補助金制度は役立つ手段となることがあります。
まず、資格取得は新しい職種に挑戦するために必要なスキルを身につけるための方法です。例えば、IT業界で働きたいと思っている場合、プログラミングやネットワーク管理の資格を取得することで、自分のスキルを向上させることができます。資格を持っていることは、他の応募者との差別化にもなります。
また、補助金制度を利用することで、転職にかかる費用を軽減することができます。例えば、求職者支援制度や職業訓練補助金など、さまざまな制度が存在します。これらの制度を利用することで、転職による経済的な負担を軽減することができます。
さらに、資格取得と補助金制度を組み合わせることで、より効果的な転職が可能となります。例えば、特定の資格を取得するための講座や試験の費用を補助金で賄いながら、同時にその資格を活かせる職業に転職することができます。
資格取得と補助金制度を上手に利用することで、スムーズな転職を実現することができるでしょう。
教育訓練給付金
ここではハローワークの公共職業訓練を通じて、条件を満たした際に利用できる給付金をご紹介します。
条件を満たせば教育訓練給付を受けることができ、経済的にも余裕をもって就職活動に挑むことが出来ます。
自信をつけるためにスキルを身に付けるのも有効な方法です。
講座内容などもあらかじめハローワークのホームページにて確認できるので、自分の興味のある分野の講座があればチェックのアンテナを高くしておくとよいかもしれません。
まとめ
今回の記事では、引きこもりからの脱出について解説しました。
まとめると、
・体調を整え自己分析を行う
・自分の強みや特性に合った仕事を探す
・職業訓練などでスキルアップをすることの検討
・適切な支援機関と自分を繋げる
就職や生活に関して、一人で悩みを抱えてはいませんか?
sizeでは一般就労を目指す方をサポートするクラスもあります。
もしよければ、あなたの悩みを聞かせてください。お力になれることがあるかもしれません。
お問い合わせお待ちしております。